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腸内細菌の恩恵

現在では、ヒトも含め 犬や猫の健康に 腸内細菌が大きく関与していることが知られています。

ヒトの場合、100種以上の腸内細菌がいて その全体数は100兆個以上。ヒトの細胞の全体数が60~70兆個と言われているので、宿主の細胞数よりも多いのです。成人1人に存在する腸内細菌の重量が約1.5キロ。糞便の半分は、腸内細菌・またはその死骸です。
腸内細菌は、腸管内で1つの生態系を作っています。細菌群は、排除し合ったり 共生し合ったりしながら一定のバランスを保っています。細菌群の組成は個体によって大きく異なります。母体からの移行細菌、宿主の食事内容や年齢などによっても違いがあるし、その宿主の生活上での様々な変化によっても影響を受けるのです。腸内細菌叢のバランスの変化は、感染症や下痢の原因とも言われ、癌・心臓病・アレルギー・痴呆症との関連性も指摘されていて、今でも研究され続けています。

ビフィズス菌の仲間が多い:ヒト、サル、鶏
乳酸棹菌(ラクトバチルス):犬、豚、マウス
どちらも少ない:猫、牛、ウサギ


哺乳類である宿主と腸内細菌は共生関係にあります。栄養素の一部を利用することで増殖し、代わりに宿主の健康維持に貢献するのです。

~~栄養素の供給~~
・ヒトは デンプンやグリコーゲン以外の糖類を分解できませんが、腸内細菌が糖類を発酵することでエネルギー に変換されます。
・ビタミンKを合成したり、ビオチンを生成するのも腸内細菌です。
・ビタミンB2・B3(ヒトの場合)・B5・B6・B9・B12も合成します。
※ヒトの場合は 腸内細菌によるビタミンB12の合成量を十分でないため、動物性食品から摂取する必要があります。
・微量ながら、ビタミンCも合成しています。

~~健康維持の貢献~~
・乳酸菌類が増殖すると有機酸が増えます。有機酸が増えると、悪玉菌が生育しにくい環境になります。また、肉 食はアンモニアを多く生成するのですが、有機酸がアンモニアを減らす役割も担っています。
・便秘や下痢を改善し、腸内環境を整えます。
・血圧・血清コレステロール値の低下
・花粉症などのアレルギーの改善
・病原細菌が腸内で増殖することを防ぐなどの感染防御
・ガン予防


細菌群の多くは、哺乳類の腸内環境に依存して生息してしていて 環境内から見つかることはほとんどありませんが、環境内から摂取は可能でしょう。他の個体の、または他の種の糞便を食べることでも細菌類を摂取してきたはずです。また、草食動物が繁栄してきていることからも、そのことは推測できます。

ところで、草食動物はタンパク質を摂食しないのに、どうやって身体を維持しているのでしょう。
牛や馬などの大きな身体は 彼らが食べる草類で出来上がっているわけではありません。

牛は4つの胃を持っていますが、第1胃で草を発酵させることにより微生物を増殖させているのです。4つの胃の中で胃酸を分泌するのは第4胃だけです。第4胃で 増やした微生物を消化することでタンパク質を摂取しているのです。微生物群は植物の繊維を 発酵・分解しながら増殖を繰り返します。

馬の場合は 盲腸で微生物を発酵させて その一部を栄養源としています。

これらの草食動物が餌としている微生物はアメーバのような原生動物がほとんどで、細菌類は少数です。直腸には一般的な腸内細菌が生息しています。

牛の第1~第3胃や馬の盲腸は 発酵タンクのような役目を果たしているのです。

牧草が枯れてしまう冬場には、牛は干し草を食べます。この干し草、大きな丸い塊でビニールで覆われて牧場に置かれているのを見たことはありませんか?この塊の中では 発酵がすすんでいて乳酸菌をどんどん増殖させているのだそうです。

細菌類と健康維持の密接な関係。
牛や羊の牧場に行くと、犬達がその糞便を食べたがりますが、こうしたことを知ると その行為の意味がよくわかりますね。


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