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野菜の与え方

本日の犬ごはんの食材
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鶏肉 総計1.6キロ
   ヒメ 380g
   綺羅 720g
   駿薫 500g(現在生後7.5ヶ月 体重15キロ 4.5%で計算しています)

野菜類
   Ⅰ類
    白菜・大根の若菜・カリフラワー
   Ⅱ類
    アスパラガス・人参・ブロッコリー・トマト
   Ⅲ類
    もやし

さて、野菜類について項目に分かれているのが 何故? と思われる方もいるかもしれません。
簡単に説明いたしますと、
Ⅰ類は一般的な野菜。
Ⅱ類は加熱した方がよい野菜。
Ⅲ類はスプラウト(新芽)です。

加熱した方がよいⅡ類にあたる野菜とは、β―カロチンを豊富に含む緑黄色野菜や トマトやピーマンやジャガイモなどのナス科の野菜です。加熱する理由はそれぞれ違います。
緑黄色野菜が持つβ―カロチンは抗酸化作用が期待できるため、ストレスにさらされる機会の多い個体や スポーツドッグ シニア犬 病中・病後の個体は特に摂取したい栄養素です。β―カロチンは脂溶性なので 油で炒めるのが最もお手軽です。生のまま切って瓶詰めにして 油(オリーブ油やグレープシードオイルなど)に漬け込み、4日ほどおいてもβ―カロチンを抽出することができます。蒸した野菜にオイル(オリーブ油やグレープシードオイル、ごま油など)をかけてもよいですが、油に溶けだすまで少し待ちましょう。

ナス科の植物はアルカロイドという毒性を含みます。また、ヒスタミンに似た作用をもたらすため、寄生虫感染の個体、関節痛やアレルギーのある個体は摂取しない方がよい野菜類です。症状を悪化させる可能性があります。ヒスタミンに似た作用は 加熱することで消すことが出来ます。また、アルカロイドの毒性も加熱により消えるのです。

Ⅲ類のスプラウトについて
スプラウトとは新芽のことを言います。植物の種子が芽を出し一人前に育つために 種子は蓄えていた栄養素を最も吸収しやすく変換させる時なのです。また 酵素を大量に有している時期でもあります。
例えば、大豆を食べる時に長時間煮込まなければ消化不良を起こしますが、それは植物自身が自分を守るために身に付けた手段なのです。そうした経験を繰り返した捕食者は大豆を食べようとしなくなるというわけです。ですが、大豆自身の子孫である「もやし」を大きく成長させるために 大豆は蓄えている栄養素を吸収しやすい形に変換するのです。ですから 栄養素を効率よく摂取するには 大豆そのものを食べるよりは「もやし」を食べた方が効率がよく そのうえ安価なのです。
ちなみに ブロッコリースプラウトはブロッコリーを食べるよりも抗酸化力は50倍も高いと言われています。少量で高価ですが、たくさん食べる必要はない と言うことですね。

今日は写真に残すためにⅠ~Ⅲ類まで取りそろえた食事になりましたが、通常はこんなにキチンと作りません(笑)
大体 Ⅰ類とⅢ類(1種類だけ)だけです。


~野菜の与え方~
私は超アバウトな性格なので、あまりキチンとご飯をつくりません(笑)
普段は Ⅰ類の野菜はザク切り、Ⅲ類の野菜はそのまま与えています。
Ⅱ類の野菜は小さく切ります。理由は加熱時間を短くしたいからです。

我が家の犬達は ヒメで6年半 綺羅は5年半 駿薫もウチにきてから半年近く 生食です。ずっと生食を食べている犬達は消化器管が徐々に丈夫になっていきます。そのため ザク切りの野菜も上手に消化できるようになります。
ですがドッグフードを食べ続けてきた個体の場合は おそらく野菜がそのまま便に残ってしまうと思います。そうした食事の消化に慣れていないためです。元々、肉食獣にとって植物は消化しにくいのです。自ら植物を食べずに、草食動物の消化器管内に こなれた状態で残っていた植物を食べていたのが植物摂取の方法でした。
植物のみが持つ細胞壁は 臼歯を多く持たない肉食獣にとっては消化に困難なのです。

生食を始める場合、または消化が上手くいかない場合は フードプロセッサーで粉砕することをお薦めします。
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左がⅡ類、右がⅠ類です。

Ⅱ類は今日は オリーブオイルで炒めました。
※オリーブオイルを用いる場合、必ずピュアオイルまでのグレードのものを使用してください。ヴァージンオイルやエクストラヴァージンは非常に酸化しやすいので 絶対に加熱せずに そのまま食事にかけて与えてください。グレープシードオイルや魚油も同様です。

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器の大きさがそれぞれ違うので分かりにくいと思いますが、左上がヒメ(肉量 380g)・右上が綺羅(肉量 720g)・下が駿薫(肉量 500g)です。野菜の配分は綺羅が基本です。肉量に対して見た目で野菜が3割程度。

ちなみに我が家では野菜を毎日与えていません。
綺羅は2日に1食しか食べませんし、いろいろな種類の野菜を与えたいこともあり、野菜を摂取させる機会を少なくしています。大体、4日に1回のペースです。それで、この量なのです。
毎日1回食事を摂るヒメと駿薫は 4日おきにしか野菜を食べない ということです。

チワワなどの超小型犬のオーナー様にとっては 野菜の種類を多く与えたいけれど 与えるべき量が少なくしなくてはならないので作るのが大変。と言われる方も多くいらっしゃいます。1食をキチンと作るのではなく、4~8食で野菜を与える周期を考えれば、野菜の種類を多くすることが可能です。

完璧でない食事に敢えてする理由は 以前にトピックにしました。完璧でない食事
また、手作り食で要注意なのが 野菜過多 です。野菜が多すぎると シュウ酸結石を誘発する可能性があります。

また、一度に大量の野菜をプロセッサーで粉砕し冷凍保存するケースをよく耳にしますが、お薦めできません。理由は 冷凍することにより栄養素がなくなることと、解凍の際に栄養素が変性することです。栄養素がなくなること自体はサプリ等で補うこともできるし 食物繊維の摂取はできる と考えることも出来ますが、栄養素の変性は受け入れられません。身体に悪影響を及ぼす可能性があるものを 敢えて食べさせること自体に意味がありません。収容施設や動物病院など 多くの動物がいる場合を除き、こうした食事は避けるべきでしょう。
野生狼が凍った野菜を食べていたのも事実です。ですが、凍っていてもこれらの野菜は細胞壁に守られていたのです。プロセッサーで粉砕された野菜は 本来の姿ではありません。上に参照したⅠ類の粉砕写真を見ても分かる様に、細胞内に蓄えられているべき組織液は流失しているのです。

最近は 生食ユーザーが増えたこともあり、冷凍状態のパテが商品化されていますがお薦めできません。上記のような理由からです。お手軽であるのも事実なので、野菜が混じっていないタイプのものを購入し、野菜・果物はご自身で与えるように工夫されると便利と思います。

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