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高血圧

血圧のコントロールのために降圧剤を服用する人は とても多いですね。
犬でも 様々な要因で血圧が高くなることがあります。
我が家で効果があった血圧コントロールについて トピックにしてみることにしました。

5年前、ヒメちゃんは「隔壁肥厚型の心筋症」と診断されました。

8ヶ月間、毎月 心臓のエコーとレントゲンを撮って 心臓の状態のデータをとったのですが、心臓の全体の大きさは変わらないのに 隔壁が徐々に厚くなっていきました。当然、心房内の容積が小さくなり、何とか血液を送り出そうと心臓が頑張るために さらに隔壁が肥厚していく悪循環です。
最終的に 心臓の収縮率は20%まで低下(普通は30~50%)し、もし15%まで下がったら 起き上がったりすることも不可能になるため 日常生活に大きな支障が出る、と。おそらく余命1年、との宣告も受けたのです。

大学病院に回され そこで改めて検査した結果、「心筋症と判断するには時期尚早」とのこと。
ただし、血圧が非常に高いため いずれ心臓の負担も大きくなる予測がつくことから、降圧剤の服用を指導されたのです。何度 血圧を測定しても160~200。犬の血圧値は ヒトと同じに130前後であることが理想です。
病院で測定されているストレスを加味しても 明らかに血圧が高過ぎるのは事実でした。

1日の時間帯の中で、朝の起床前が一番 血圧は高くなります。これから身体を動かすための準備として、血圧は高くなるのです。
私が起床しても、ヒメはそのままベッドに横たわったままでいることも多かったし、苦しそうに痙攣様の症状を見せることもありました。


一般的に用いられている降圧剤は3種類で、
ACE阻害薬
β―ブロッカー
カルシウム拮抗剤
です。他に、利尿剤も用いられます。

最初に、ヒメに投薬されたのは β―ブロッカー。β―ブロッカーは 心臓の収縮を抑制する働きがあるため、ただでさえ収縮率の低いヒメには合っていなかったようで、まったく血圧に変化なし。
次に、カルシウム拮抗剤を投薬されました。1時間後に血圧を測ると40も数値が下がるような劇的な効果で、大学病院の医師に、「この薬を生涯 服用するように」と言われたのです。

降圧剤は一度 飲み始めると、生涯 飲み続けることが前提となる薬です。
薬を飲み続けること自体にも抵抗がありましたが、1時間程度で血圧値が40も急激に下がること自体に違和感を感じたのを覚えています。

私は 医師に食い下がり、何とか血圧を下げるように様々に努力するので、投薬の決定を1ヶ月待ってもらえないか頼み込みましたが、無駄でした。でも、飼い主の熱意をくみ取ってくださって、自宅でも毎日 血圧を測定して健康管理に役立てるように、と、犬用のカフを譲ってくださいました。
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ヒトの血圧測定器に 犬用のカフを接続したもの

2週間分の投薬をされたものの、それをそのまま毎日、ヒメに服用させる気持ちにはなれませんでした。

とにかく、まず「降圧剤」について知る必要があります。
すぐに購入したのが、高血圧は薬で下げるな!という本です。
この本の中で、最も気になった一項に、「カルシウム拮抗剤の一番の問題は、免疫細胞の不活性化」という文章でした。そのため、癌の発生を誘発している可能性が高い、というのです。


なんとか、なんとか 降圧剤を飲まずに血圧をコントロールしなくては・・・
既に、手作り食だった我が家の場合、塩分の摂り過ぎによる因子はありません。

私と一緒にベッドで寝ているヒメちゃんの血圧を 朝一番でまず測定することが習慣になりました。
やはり高くて だいたい180前後。
横たわっている状態のヒメの尾の付け根にカフを巻きます。カフを巻く位置は、心臓と同じ高さにある部位がよく、測定中に動かないことが鉄則です。寝ていたり、伏せている状態で測定するのが ちょうどいいのです。

ヒメの全身に、3~5分程度 Tタッチを施してから、再度 血圧を測ると だいたい30~40くらいは数値が下がります。こうして血圧を一時的に下げてから、ベッドから起き上がらせると、苦しそうにゼイゼイしたりすることがなくなりました。

他に、ドライハーブによる心臓ケアを取り入れました。
普段から与えているドライハーブのブレンドの微粉末を作る時に、ヤロウ(またはイチョウ)・ホーソン・バードック・ダンディライオンルートの微粉末を いつもより多くブレンドしました。

手作り食で与えている内臓(特に心臓)の量を増やしました。
それまでは 食事のタンパク源が内臓だけ、という日が1週間で2日でしたが、さらに、心臓だけ与える日を1日増やしました。
身体のそれぞれの部位が必要とする成分は、他の動物の同じ部位から摂取するのが最も手っ取り早いのです。特に、心臓が必要とするタウリンは 他の獣肉類のパーツから摂り入れるよりも、心臓を食べるほうが効率的です。
1週間で3日、内臓類ばかり食べさせたのですから ビタミンAの摂取量が相当あがってしまったとは思われますが、結果的には功を奏しました。

こうして 血圧コントロールと向き合って2週間後、大学病院へ再び。
2週間の血圧の測定経過を記録したノートを先生は見た後、病院内でも測定。数値は140程度で、飼い主から離れて測定されていること、病院での測定なのでストレスがかかっていることなどから、血圧コントロールは成功している、との評価をいただきました。
その後で、「実は 処方された降圧剤を1錠も服用させていなかった」ことを打ち明けました。
医師は 呆れたような顔をされつつも、他に自宅で取り入れたケアについてカルテに全て書き込んでいらっしゃいました。

恒常的に薬を服用させたくないこと。
薬のレベルが徐々に上がっていくことは 容易に想像できること。
でも、突発的に症状が悪化してしまった時に 頼れるところがないのは困ること。

そうした思いを話すと、
「呼吸不全・ひきつけ・けいれん、などが起きた時は、すぐに電話してくれれば緊急で対応しますから大丈夫ですよ。今のところ、家庭でのケアで血圧コントロールが出来ているのなら、投薬の必要はありませんよ」
と、言ってくださったのでした。


その後、少しずつ 内臓の食事量を減らして、今では週2日の内臓食に戻っています。
ハーブによるケアと、Tタッチによるケアは継続していますが、血圧について 特に問題はいまだに起きていません。
夏季になって、富士五湖周辺に行く機会が増え ヒメちゃんも同伴しています。やはり 高地では少し苦しそうです。歯肉の色が白っぽく、息づかいが荒くなります。
今年の秋で16歳になるヒメちゃん。11歳で余命1年と言われたアレは 何だったのか、と時々 思い出します。




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本村先生セミナー「What vets don't tell you about vaccines」

7月29日、品川で開催された本村先生のセミナーを受講してきました。
今回のテーマは「ワクチン接種」。
G.レトリバーの愛犬家の女性が、歴代の6頭がいずれも、てんかん・白血病・甲状腺機能低下症・アレルギー・自己免疫疾患などになり、直接的な発症の要因の1つとして考えられる「ワクチン接種」について綿密に調査した結果を著書にした、
「What Vets don't tell you about vaccines」 ~なぜ獣医はワクチンについてきちんと説明しないの~
「Shock to the system」 ~ワクチンが身体のシステムに与える悪影響~
の2冊にフォーカスした、書籍セミナーの第二弾です。

私個人は、ワクチン接種は「100害あって1利あるもの」と考えています。出来うる限り、接種回数は減らしたく、また接種間隔はあけたい。しかし、「狂犬病ワクチン」については強硬な態度で接種をせまる獣医師も多い現状でもあります。

<混合ワクチンについて>
現在の日本では、獣医師により 生後2ヶ月と3ヶ月、生後6ヶ月に混合ワクチン接種を薦められますが、まことしやかに言われるワクチンの連続接種による「ワクチンのブースター効果」はまったく効果がないばかりか、体内タンパク物質にたいする抗体を作り出すことが多いために様々な疾患の原因になっているとのことでした。
また、生後2ヶ月でのワクチン接種も適正期でない可能性も高いこと。
毎年1回の混合ワクチン接種そのものも、毎年接種する必要がないこと。また、毎年接種することで様々な副作用を引き起こしている可能性が高いこと、などの記述がありました。
ショックなのは、American Veterinary Medical Association(アメリカの獣医師会のような団体)で、2000年に既に、上記のような内容の報告がされていたということです。

<狂犬病予防ワクチンについて>
アメリカは、個人住居の敷地の地続きに森があったりすることもあり、狂犬病に感染した野生動物が食べ物を求めて敷地内に入り込み、ペットと接点があったりすることから未だに完全にコントロールできていない現状があります。そのため、接種義務が 年に1回だったり、3年に1回だったりと、州によって異なるのですが、ワクチンによる感染防御についての研究もきちんとされ続けています。
、最近のデータでは 曝露感染実験(ワクチン接種後に狂犬病に感染させる)では、接種後3年間は感染しないことが証明されているそうです。また、血液検査による抗体価検査では7年持続効果があるとか。
そうした実験データを元に、全ての州で、「3年に1回の接種義務」に変わる動きが出てきたそうです。

日本は 狂犬病のコントロールに40数年前に成功して以来、発症報告はありません。もちろん、税関などでの検疫が徹底化されているおかげですが、単純に「毎年接種が義務」といった悪慣習を見直してもらいたいものです。

ワクチン接種の副作用はわかりにくいものです。
接種直後に腫れや嘔吐などの症状が出れば、ワクチンによる副作用と分かりやすいですが、期間をおいてからの反応の場合、ワクチン接種と結び付けて考えることは難しいでしょう。
しかし、ワクチンの副反応は接種後3ヶ月以降に始まることが多いのです。そして、ワクチン接種する度に、身体へのマイナス因子は蓄積されていってしまうのです。

また、ワクチン接種をする場合、あくまでも「健康な個体」に対して接種するように製薬メーカーは謳っています。アレルギー疾患や慢性の下痢に悩んでいたり、高齢犬に接種するのは適切ではありません。


ワクチン接種の副反応と見られる症状・疾患
下痢
アレルギー
皮膚疾患
免疫不全症
大腸炎
関節炎
結膜炎
白内障
てんかん
鼻水
食欲不振
神経症
嘔吐
体重減少
問題行動(過剰な吠え・攻撃性)
脳炎
甲状腺機能低下症
生殖器系異常
ガン



我が家では ワクチン接種は毎年行っていません。
ヒメちゃんはもうすぐ16歳となる高齢犬です。12歳のワクチン接種が最後でした。
綺羅は、ブリーダー宅で幼時期に2回、混合ワクチンを接種されたキリで、我が家では1度も接種させていません。1年~1年半おきに血液を採取して「抗体価検査」をするのですが、規定値を上回っているので、接種証明が必要な際にはその結果表を提示すれば ことなきを得ています。
仮に、規定値を下回っても追加接種はしないかもしれません。その理由は、身体の中には「記憶細胞システム」があり、必要な時に必要な抗体を作り出すことが出来るようになっているからです。特に、ジステンパーやパルボのような伝染病の場合は、免疫システムがウィルスを認知すると 対応できる抗体を作り出せるのです。

狂犬病ワクチンの場合は、もうすぐ6歳になる綺羅で今までに2回接種しました。狂犬病の抗体価検査でも、だいたい接種後3~4年で抗体価が基準値を下回ります。狂犬病原菌に接触することがないのですから 年々、抗体価が少なくなっていくのは当然なのです。

行政や獣医師の指導もありますが、自分のパートナーの健康は熟考して護ってあげたいですね。







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