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フードはダメなの?

手作り食を推奨しているなら、市販のドッグフードやキャットフードはダメ、ということ?
そんなことはありません。

もちろんベストな選択ではないと思いますが、経済的・時間的など様々な理由で、「手作り食はちょっと無理」という方もいらっしゃるでしょう。また 旅行に行く時にはフードは携帯に便利ですよね。
では市販のフードを購入する時、何を理由に選びますか?

・有名なメーカーのもの
・値段
・オーガニック素材
・パッケージ
etc・・・

また、売られているタイプも様々で、
・ドライ
・フリーズドライ
・半生タイプ
・缶詰
・レトルト
etc・・・

フードを選ぶ場合、最も大事なことは「たんぱく質の量と質」です。

量について
パッケージの裏を見ると、必ず栄養成分表が添付されています。この表の「たんぱく質」の値がどれくらいか、ということがフードを選ぶ1つの目安になります。ドライフードの場合で40%以上、レトルト・缶詰タイプで20%以上であることが、良いフードの1つの指標となります。とは言っても、ドライフードで40%以上のたんぱく質含有の商品は少ないですけれど・・・

質について
同様にパッケージ裏に原材料の表記がされています。この表記は 材料の量の多いものから順に記載されていることが義務付けられています。

・1番最初に表記されている材料が動物性たんぱく質であること。
・出来れば、単一タンパク源であること。

例えば、鶏肉・鶏肉副産物・ミールと第1項から表記されているフードは良質なフードと言えます。鶏肉類のみで作られていて、第3項まで肉で占められているので、たとえ第4項以降にトウモロコシや小麦グルテンなどが続いたとしても、植物性たんぱく質や穀類による炭水化物の含有量は少ないでしょう。

表記の初めから、トウモロコシ・小麦・大豆・あわ・きび などが記載されているフードはお薦めできません。どの穀類も、少ないながらもたんぱく質は保有しているのですが、動物性たんぱく質に比べてアミノ酸のバランスがよくないのです。また、穀類に含まれるたんぱく質量は少ないため、栄養成分表のたんぱく質量を増やすために大量の穀類が用いられることになります。動物性たんぱく質を原材料にするよりも低コストなので、これらの材料が使われがちです。

最近は アレルギー食用に単一タンパク源のフードも売られるようになりました。ご自分のライフスタイル、パートナーの体調などを加味しながら、最も適したフードを選んであげてくださいね。
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食糞

犬が食糞をしてしまう話を聞いたことはありませんか?
多頭飼いの場合には他の子の糞を、または自分が排泄した便を食べてしまう子もいます。
特にパピーに多い行動ではないでしょうか。

「トレーニング」の見地からは、退屈で糞を食べてみた→習慣化する、というようにも考えるようです。だから、排泄物は素早く片付ける必要がある、と。

実は、我が家の綺羅も1歳になる頃まで、自分の排泄物を食べていました。
仕事から帰宅するとトイレシーツに跡があるのにブツはない。下痢様の跡の場合でも ブツがなかったりすることもあり、どうしたものか困りました。
パイナップルやパインジュースを与えるといい、と聞いて試したこともありましたが、効果ナシ。
パインを用いること自体は間違っていなかったと思うのですが、何故、パインが効果があるか、を理解していなかったために用い方を誤ったのです。直接、パインやジュースを綺羅に与えるのではなく、与える前の肉類にまぶして時間をおいておけばよかったのでしょう。


栄養学の見地からは、食糞行動は「栄養素の再摂取」のために起こる、と考えます。

犬は元々、スカトロジー(食糞行動動物)です。
人間と共存するようになるまで、「狩り」をして捕食してきたように思われがちですが、食事を得る方法としては実際には「狩り」は効率が悪かったのでした。捕食対象は当然、逃げます。逃げる小動物を追う側もエネルギーを消耗します。得られる食量の割に 消耗するエネルギー量も多いのが「狩り」なのです。しかも追ったあげく、獲物を取り逃がすことさえあるのです。
他の肉食動物の排泄物のなかに残っている栄養素を取り入れることは、怪我や疲れのリスクもなく、便と共に排泄された腸内細菌を取り入れることもできることから、犬族の習性となりました。

普段、食糞行動がない犬でも、牧場などに行くと 馬や牛・羊の糞を食べる子もいます。この行動はとても理にかなっていて、糞を食べていると言うよりは、草食動物の便に大量に含まれている腸内細菌を食べているのです。

他の動物の排泄物を食べても問題ないように、犬の胃酸は強酸になり、便に付着している菌類を殺菌できるようになったのです。農家の人たちは、犬の便には何の栄養素も残っていないから堆肥としても使えない、と言ったそうです。


我が家の綺羅は 元々 消化器が弱く、軟便・下痢が頻繁でしたし、成長が遅くて小さな個体でした。消化・吸収能力が低いために便に未消化の栄養素が残っているから食糞する、という指摘を受けました。行動を改善するために、

・絶食(消化器を休ませる時間を作る)
・消化酵素を用いる(食べる前に 肉類を酵素で分解して消化しやすくする)
・腸内細菌を補う(腸管内での栄養素の吸収は腸内細菌の仕事なので、菌量を減らさない)
この3つを心がけました。

絶食と消化酵素については 以前のトピックで取り上げましたので参照してください。
絶食 
消化酵素


腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいます。
日和見菌とは、腸内環境が善玉菌に有利な時は善玉菌と同じような働きをし、悪玉菌に有利な時は悪玉菌と同じような働きをする菌です。日和見菌を味方につけるには、善玉菌が優位になるよう腸内環境を整える必要があります。これには絶食が有効です。
善玉菌とはいわゆる乳酸菌のことです。食物は 膵臓で作られる酵素で分解された後、小腸内で最終分子の状態まで分解されます。この分子の吸収に大きく影響するのが乳酸菌の量です。吸収の役割を果たした乳酸菌は便と共に排泄されます。菌ですから腸内環境が生息に適していれば増殖することも期待できますが、ストレスやオーバーワークなどから環境が乱れたりすると、善玉菌が減ります。善玉菌が減ると 悪玉菌が優位になり腸内バランスが崩れるのです。

そこで定期的に外部から乳酸菌サプリメントを補ってあげると、腸内バランスを善玉菌優位に保つことに一役かってくれます。
犬の腸内に生息する乳酸菌と人間の腸内に生息する乳酸菌は種類が違います。飼い犬の便を送ると、便中に残っている菌を培養して、その子の腸管に最も適したサプリメントを作ってくれるラボがあります。とても有益なのですが、依頼すると一生分くらいの量になりますし、高価なので、気軽にはお薦めできません。そこでこちらのラボで、犬の腸管内に生息する一般的な乳酸菌を培養してサプリメント化した商品があります。
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内臓類を与えたりして軟便になった時や、ちょっとしたストレスなどで下痢気味になった時なども、普段よりも多めにこのサプリメントを与えると、便の状態がよくなることが多いです。

綺羅には当初、このサプリを1日2回、1回に1包を毎日与えていました。絶食を取り入れたこともあって、2ヶ月ほどで食糞行動はなくなりました。
その後も、朝の菌食の時にこのサプリを与えています。通常時は1日1回、1回半包です。

ちなみに我が家の駿薫は 消化器が非常に強く、今までに下痢をしたことはほとんどありません。やはり こうした子は食糞行動がみられません。ヒメも消化器が強い個体で、食糞したことはありません。ですが、駿薫が綺羅の便を食べようとすることはあるのです。精神的にもデリケートな綺羅は腸内バランスを崩しやすいため、消化吸収力が一時的に落ちると、未消化の栄養素が便と共に排泄されてしまう、ということなのでしょうね。





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下痢の時には・・・

体調のすぐれない時の食事、どうしていますか?
下痢の時や、手術後などです。

下痢の時は 絶食させることが基本です。腸管内がきちんと消化吸収できる状態でないのに、食べ物が入ってきてしまうと、当然、消化吸収もできないのですが 無駄に体力を使わせてしまうことになります。食べ物は食べないけれど、脱水をしないように水分の補給は必要です。できれば水ではなく、野菜や肉類を煮て漉したスープが最適です。出先で調理が出来ない時などは、2リットルの水に対して 天然塩小さじ1と蜂蜜大さじ1 を加えたものでも代用できます。スポーツドリンクをお水で薄めてもOKです。

下痢症状そのものが収まったら食べ始めますが、何を どれくらい 与えたらいいのでしょう。
人間の場合なら 消化のよいものを少量ずつ食べますね。例えば、重湯やお粥など。少し回復してきたら、これに卵を入れたり、米を煮るスープにダシ(鶏肉や魚類)を使ったりします。

犬の場合でも 同様でしょうか。

普段から 炭水化物(米、麺類、ドッグフードなど)を食べている場合は、人間のようにお粥を与えることから始めても問題ありません。でも、手作り食で たんぱく質メインの食事を食べ慣れている個体の場合、消化器が炭水化物を消化することに慣れていません。こうした子の場合は肉食をお薦めします。

脂肪の少ない部位の肉を生のまま与えます。犬・猫にとって、生の肉の方が消化がいいのです。
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手前の器は 綺羅用です。綺羅は今、体調が悪く、腸管内で通過障害を起こしています。滞留している便があり、そのせいでガスが発生。食事をすることで腸の蠕動運動を避けたいけれど、食べないと衰弱してしまう、との獣医師の見解でした。

通常は2日に1食の綺羅ですが、こうした時は当然、1日2食になります。ライフスタイルから言えば、綺羅の1日のたんぱく質量は400gですが、運動制限も出ている今は活動量はほとんどありません。ですので、1日量300gで考えます。1回150g。
肉は鶏の胸肉で脂は取り除きます。
野菜はカボチャとインゲンを茹でて プロセッサーで粉砕します。綺羅の野菜は2種類だけで、野菜は身体を温める種類にします。

肉はなるべく小さく切って表面積を大きくします。そして 市販の消化酵素を多めにまぶし、20分ほど置きます。その後、さらに大根おろしをまぶして15分ほど置きます。大根おろしにもジアスターゼやオキシターゼというたんぱく質を分解する酵素が含まれています。
こうした酵素をまぶすことで、食べる前に食材が分解され 消化吸収しやすくなるのです。

他に、キウイ、パパイヤ、パイナップルなどの南国フルーツも多くたんぱく質分解酵素をもっています。こうした果物をすりおろしてたんぱく質にまぶして20分ほど置いてから、与えましょう。

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このサプリメントはたんぱく質を分解する酵素が数種類入っているもので、我が家では普段は使っていません。昨年16歳で亡くなった先住犬の晩年、シニア期の数年間にとても重宝しました。
シニアはちょっとしたことでも体調を崩しやすく、下痢や軟便も頻繁です。食事を摂ることで疲れる膵臓の負担を軽減してくれるのです。
また、猫の毛玉コントロールにも有効で、この粉末を食事に混ぜたり 舐めさせたりすることで胃内にある毛玉を分解し排泄しやすくする助けになります。
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