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犬や猫のための手作りごはん

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プチ贅沢

年末の30日、旅立ってしまいそうだったヒメちゃん。

朝、起きたら自立できず。
水を飲みたそうに 水飲み場に行くけれど飲まない。
朝の菌食 NG。
日中も歩けず。
排尿も 身体を支えてあげないと出来ず。
夕食もNG。(鹿肉)
急に崩れるように倒れ、そのなのに呼吸は静か。腕の中で そのまま息を引き取ってしまいそう。

ACできる友人に連絡したら、「抱っこ~」って声が降りてきた、と。
ギューッて抱きしめながら、ふ、と思いついて 温めのヤギミルクを与えてみたらゴクゴク。
これは食べるかも・・・、と さっき拒否した鹿肉を与えてみると、手からなら半量 食べてくれた。


お正月は 新月からパワーをもらったのか 何とかやり過ごせて 歩けたし、食べれた。
だけど、7日は朝から水分を摂れず。
病院で皮下点滴の仕方を教わり、キットをもらってきた。
点滴後は回復して、自分で水も飲めた。でも 食べてくれない。(ラム肉)
卵なら噛まずに食べれるかも、と スクランブルエッグを卵3つで作ったけどNG。
味付きの方が食欲が出るかも、と思いつき ゴマ油と醤油で香りつけしたら おおむね食べてくれた。
オーガニック系のケーキ屋作の焼きドーナツがたまたま家にあり、鼻先に出したら食いついた。1つ完食。

8日、朝の菌食をNG。
フード類、缶詰、犬用・猫用共にNG。
もちろん 手作り食もNG。
何となく 生のサーモンなら食べてくれそうな気がして、10時になるのを待って急いでスーパーへ。
ついでに マグロのたたき、黒毛和牛の赤身ミンチ、高級チーズ、種々のスィーツ、などを諸々買い込んだ。
帰宅して、サーモンを1cm角に切って与えてみたところ、60gくらい食べてくれた。
夜は、サーモン 60g、マグロたたき 90g、和牛赤身 30g、とチーズスフレ風味プリン 完食。
1日に食べるタンパク質量としては全然少ないけれど、とにかく少しでも食べてくれれば 明日へ命が繋がる。

9日、朝、ヨーグルトは拒否。
和牛赤身20g、サーモン30g、カマンベール30g、りんご1切れ、ゆで卵 2個、ホットケーキ 1/2枚。
食べたら疲れたようで、スヤスヤ。
昼、プリン 1個 完食。
夜、サーモン 80gくらい、マグロ160g、ゆで卵 2個弱、
  チーズケーキ カップ1個、ハーゲンダッツ カップ1個 完食。

今夜のご飯
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少し残しちゃった~
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何とな~く、食べるものの傾向が分かってきた。
今まで与えてきた手作り食材はNG。
健康のためのサプリ類も一切 NG。
野菜 NG。
タンパク質は、1種類で100g以上は飽きてしまうようだ。いろんなものを少しずつ食べたいらしい。
スウィーツ類はほとんど完食できる。

可愛いなぁ、ヒメちゃん。
肢が不自由になったヒメちゃんと外出できるようにカートも買った。
介護用の床擦れ予防マットも買った。
介護しながらでも ヒメちゃんとの生活を楽しみたいと思ってる。
ヒメちゃんは そんなママの気持ちを分かっているんだろう。
だけど、そういう時間を共有できるほど猶予はないかもしれないから、今 あえて わがままに振舞ってくれているような気がする。
コレならいけるんじゃないかな、これでダメならアレはどうかな、と試行錯誤することが、介護生活の代わり。
何となく 何となく だけど、そんな気がする。

ヒメちゃんは 若い時から手のかからないい賢い子だった。
健康体で医療費だってかからなかった。
ちょっとくらいのプチ贅沢したっていいよね。

でも、こんな形態の食事は本来ならNGです。
複数タンパク源を同時に与えること、小麦粉系食品を与えること、糖質を多く含むお菓子を与えること、すべて本当はいけません。
でも ヒメちゃんはもう17歳です。
「食べる」ということを優先させなければ、命がつながりません。
場合によっては こうした食事を一時的に与えることもアリではないでしょうか・・・




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非常時に備えて・・・

今朝も未明に地震がありました。
昨年の震災以降、地震が起きるたびに 自分の犬や猫たちとの避難について考えます。

避難所に 犬や猫を連れていくことは許されないでしょう。
今は 犬達との移動を考えてミニバンタイプの車に乗っていますが、タープとコットは常に車に積んでいます。犬達は、タープ・バリケン等があれば とりあえず数日はしのぐことが出来そうですが、猫達には難しそうです。そこで、キャンピング仕様の車に買い替えようかと検討中です。

非常時のペット達の食事についても準備の必要があると思います。
普段は手作り食の我が家でも、さすがに生肉を食べさせてあげることは無理でしょう。非常時の食事とは言っても、出来るだけ健康を損ねたくないものです。

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フリーズドライタイプのフードです。
穀類は一切使わず、単一タンパク源で作られている点が気にいっています。4キロパックで、我が家の3頭だと2週間弱で食べ切ります。

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グリーントライプ入りの缶詰です。
缶詰の場合は、消費期限が長めなので保存食としては便利です。

体重20キロあたりの犬で1日1ℓの水が目安となるそうです。我が家の場合は、2週間で40ℓほど必要です。水タンクを玄関先に置いておくと、いざという時に車に積み込みやすいです。

もしも、の時のために、準備しておく方が安心ですが、
こうした準備が必要ないままに過ごせるといいですね。


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「絶食」と「乳酸菌」について ~補足~

昨日のトピックで質問をいただいたので 他の方も同じように感じるかもしれないと考え、補足記事にしました。「絶食」と「乳酸菌」


1週間に1食の「絶食」は、どれくらいの年齢から行っていいのか
という質問でしたが、その子による、というのが妥当な回答でしょう。

14回分の食事量を13回で摂取すること自体は、消化器にとって大した負担ではないので おそらくどの個体でもスムースに行えると思います。
その個体の、発育状態・被毛の艶・持病の有無などを考えつつ、絶食を取り入れる予定日間近の 食欲・便の状態などから 判断します。

獣医師が提唱する食事量・食事回数は目安となるものです。生後1年近くまでは1日2~4食などと言われますね。
でも、我が家の駿薫が現在生後8カ月ですが、1日1食です。生後2カ月で引き取った時から 生後5カ月までは1日2食でした。生後半年以降は1日1食。理由はブリーダー宅にいた頃から1日2食でしたし、消化器が非常に強く 下痢を1度もしたことがなかったことが一番の要因です。駿薫の便臭はほとんどありません。腸管内の乳酸菌バランスのよい個体の便は あまり臭わないのです。こうした理由から 幼犬でも1日1食に切り替えることに不安はなかったのです。
ちなみに幼犬の食事量の計算方法は 現行体重×6%=全体量 全体量×70%=たんぱく質量 となります。
駿薫の父犬は20キロくらい、母犬が14キロくらいなので、14~20キロの間くらいになることが予想できます。生後7ヶ月で12キロになったので、今後の成長は緩やかになることを見越し、4.5%に計算術を切り替えました。どこまで成長するか見守りつつ、太り始めたら一般成犬の計算式である3%の計算術に移行します。この食事量についても、その子の成長具合・体重の推移によって いつ計算式を変えるのかが違ってきます。その個体によるのです。

我が家の綺羅は非常に消化器の弱い個体でした。下痢・軟便はほとんど毎日。食べる量と同じくらいに 大量の便をしましたし、食糞行動もありました。それでも「絶食」に踏み切れたのは、消化管が弱いこと以外には 身体的な問題を抱えていなかったからです。
「2日で1食」形式を取り入れてから2~3週間は それまでの下痢にもまして 酷い下痢でした。消化器が弱いのに 今まで体験したことがないほどの大量の食事が消化器内に入ってきたのですから、消化器にしてみればオーバーワークそのものだったでしょう(笑)しかし日が経つにつれ大量の食事を何とか消化することに慣れ、何よりも消化管が休息できる時間がたっぷり36時間ある、ということが 綺羅の消化管にとっては救いだったのでしょう。
ちょっとした物音にも目を覚ましていた彼が、夜間に深い睡眠をとれるようになったのもこの頃からです。睡眠の質の向上は、綺羅の骨格や筋肉を劇的に変えました。痩せっぽっちで小さなラブラドールだった綺羅は 今はもういません。がっちりとした筋肉質の身体で 体重も20~21キロを保っています。

膵酵素不全などの重篤な疾患をもっている個体でない限り、1週間に1食減らす程度の絶食は どの個体でも問題ないでしょう。ただ、1日1食まで食事回数を減らす場合には オーナー様から見て「健康」と判断できない場合は 段階を設けて絶食を進める方がいいでしょう。また その段階も2ヶ月で1段階という風に 長いスパンで進めていきましょう。
例えば 1週間で13回食を2ヶ月続けて 様子を見、問題がないようなら、1週間で12回食にする、といったように。

方法は知っていただきつつ、オーナー様がご自分のパートナーをよく観察されて どのペースで「絶食」を取り入れられるか検討されることが大事だと思います。私自身は 順調に発育しているのであれば仔犬であっても生後半年から 1週で13回食を取り入れても問題ないと思いますが、不安に思われる方は取り入れない方がいいでしょう。納得できる月齢・年齢になってから始めても いいのですから。


また、ケフィアヨーグルトを与えているのだけれど 乳酸菌サプリも与えた方がいいのか?
という質問もいただきました。
与えた方がいい、というのが回答です。

市販されているヨーグルトも 手作りのヨーグルトも そのヨーグルトが持つ菌の種類はそれぞれ違います。ブルガリクス・ガセり・ラクティス・・・などなどたくさんの種類があります。一口に乳酸菌といっても100種類以上もの菌がいて、人間の腸管内で生息に適している菌はそのうちの15種ほどです。
また、その個体によって生息している菌が違うのも事実です。整腸剤で有名なビオフェルミンは 一般的に人間の腸管内で生息している代表的な3種の菌で作られていますが、必ずしもどの人もこの整腸剤がもつ菌が合っているというわけではないわけです。合わない菌は経口しても腸管内に定着しません。しかし 自分の腸管にどの乳酸菌が合っているのか分かりませんね。ですから 様々な菌食や乳酸菌サプリを積極的に取り入れる方がいいのです。


犬や猫の腸管内に生息している乳酸菌についても 同様のことが言えます。ヒトに合っている乳酸菌と犬・猫に合っている乳酸菌はそれぞれ違います。ヒト用の乳酸菌サプリは犬の腸管内では定着しないでしょうが、既に生息している乳酸菌のエサになってくれるのです。ですから負担のない範囲でいいので、与える菌類は1種のみではなく サプリメントも与えましょう。菌株が違うヨーグルトを少量ずつ与えるのも非常に有益だと思います。





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野菜の与え方

本日の犬ごはんの食材
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鶏肉 総計1.6キロ
   ヒメ 380g
   綺羅 720g
   駿薫 500g(現在生後7.5ヶ月 体重15キロ 4.5%で計算しています)

野菜類
   Ⅰ類
    白菜・大根の若菜・カリフラワー
   Ⅱ類
    アスパラガス・人参・ブロッコリー・トマト
   Ⅲ類
    もやし

さて、野菜類について項目に分かれているのが 何故? と思われる方もいるかもしれません。
簡単に説明いたしますと、
Ⅰ類は一般的な野菜。
Ⅱ類は加熱した方がよい野菜。
Ⅲ類はスプラウト(新芽)です。

加熱した方がよいⅡ類にあたる野菜とは、β―カロチンを豊富に含む緑黄色野菜や トマトやピーマンやジャガイモなどのナス科の野菜です。加熱する理由はそれぞれ違います。
緑黄色野菜が持つβ―カロチンは抗酸化作用が期待できるため、ストレスにさらされる機会の多い個体や スポーツドッグ シニア犬 病中・病後の個体は特に摂取したい栄養素です。β―カロチンは脂溶性なので 油で炒めるのが最もお手軽です。生のまま切って瓶詰めにして 油(オリーブ油やグレープシードオイルなど)に漬け込み、4日ほどおいてもβ―カロチンを抽出することができます。蒸した野菜にオイル(オリーブ油やグレープシードオイル、ごま油など)をかけてもよいですが、油に溶けだすまで少し待ちましょう。

ナス科の植物はアルカロイドという毒性を含みます。また、ヒスタミンに似た作用をもたらすため、寄生虫感染の個体、関節痛やアレルギーのある個体は摂取しない方がよい野菜類です。症状を悪化させる可能性があります。ヒスタミンに似た作用は 加熱することで消すことが出来ます。また、アルカロイドの毒性も加熱により消えるのです。

Ⅲ類のスプラウトについて
スプラウトとは新芽のことを言います。植物の種子が芽を出し一人前に育つために 種子は蓄えていた栄養素を最も吸収しやすく変換させる時なのです。また 酵素を大量に有している時期でもあります。
例えば、大豆を食べる時に長時間煮込まなければ消化不良を起こしますが、それは植物自身が自分を守るために身に付けた手段なのです。そうした経験を繰り返した捕食者は大豆を食べようとしなくなるというわけです。ですが、大豆自身の子孫である「もやし」を大きく成長させるために 大豆は蓄えている栄養素を吸収しやすい形に変換するのです。ですから 栄養素を効率よく摂取するには 大豆そのものを食べるよりは「もやし」を食べた方が効率がよく そのうえ安価なのです。
ちなみに ブロッコリースプラウトはブロッコリーを食べるよりも抗酸化力は50倍も高いと言われています。少量で高価ですが、たくさん食べる必要はない と言うことですね。

今日は写真に残すためにⅠ~Ⅲ類まで取りそろえた食事になりましたが、通常はこんなにキチンと作りません(笑)
大体 Ⅰ類とⅢ類(1種類だけ)だけです。


~野菜の与え方~
私は超アバウトな性格なので、あまりキチンとご飯をつくりません(笑)
普段は Ⅰ類の野菜はザク切り、Ⅲ類の野菜はそのまま与えています。
Ⅱ類の野菜は小さく切ります。理由は加熱時間を短くしたいからです。

我が家の犬達は ヒメで6年半 綺羅は5年半 駿薫もウチにきてから半年近く 生食です。ずっと生食を食べている犬達は消化器管が徐々に丈夫になっていきます。そのため ザク切りの野菜も上手に消化できるようになります。
ですがドッグフードを食べ続けてきた個体の場合は おそらく野菜がそのまま便に残ってしまうと思います。そうした食事の消化に慣れていないためです。元々、肉食獣にとって植物は消化しにくいのです。自ら植物を食べずに、草食動物の消化器管内に こなれた状態で残っていた植物を食べていたのが植物摂取の方法でした。
植物のみが持つ細胞壁は 臼歯を多く持たない肉食獣にとっては消化に困難なのです。

生食を始める場合、または消化が上手くいかない場合は フードプロセッサーで粉砕することをお薦めします。
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左がⅡ類、右がⅠ類です。

Ⅱ類は今日は オリーブオイルで炒めました。
※オリーブオイルを用いる場合、必ずピュアオイルまでのグレードのものを使用してください。ヴァージンオイルやエクストラヴァージンは非常に酸化しやすいので 絶対に加熱せずに そのまま食事にかけて与えてください。グレープシードオイルや魚油も同様です。

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器の大きさがそれぞれ違うので分かりにくいと思いますが、左上がヒメ(肉量 380g)・右上が綺羅(肉量 720g)・下が駿薫(肉量 500g)です。野菜の配分は綺羅が基本です。肉量に対して見た目で野菜が3割程度。

ちなみに我が家では野菜を毎日与えていません。
綺羅は2日に1食しか食べませんし、いろいろな種類の野菜を与えたいこともあり、野菜を摂取させる機会を少なくしています。大体、4日に1回のペースです。それで、この量なのです。
毎日1回食事を摂るヒメと駿薫は 4日おきにしか野菜を食べない ということです。

チワワなどの超小型犬のオーナー様にとっては 野菜の種類を多く与えたいけれど 与えるべき量が少なくしなくてはならないので作るのが大変。と言われる方も多くいらっしゃいます。1食をキチンと作るのではなく、4~8食で野菜を与える周期を考えれば、野菜の種類を多くすることが可能です。

完璧でない食事に敢えてする理由は 以前にトピックにしました。完璧でない食事
また、手作り食で要注意なのが 野菜過多 です。野菜が多すぎると シュウ酸結石を誘発する可能性があります。

また、一度に大量の野菜をプロセッサーで粉砕し冷凍保存するケースをよく耳にしますが、お薦めできません。理由は 冷凍することにより栄養素がなくなることと、解凍の際に栄養素が変性することです。栄養素がなくなること自体はサプリ等で補うこともできるし 食物繊維の摂取はできる と考えることも出来ますが、栄養素の変性は受け入れられません。身体に悪影響を及ぼす可能性があるものを 敢えて食べさせること自体に意味がありません。収容施設や動物病院など 多くの動物がいる場合を除き、こうした食事は避けるべきでしょう。
野生狼が凍った野菜を食べていたのも事実です。ですが、凍っていてもこれらの野菜は細胞壁に守られていたのです。プロセッサーで粉砕された野菜は 本来の姿ではありません。上に参照したⅠ類の粉砕写真を見ても分かる様に、細胞内に蓄えられているべき組織液は流失しているのです。

最近は 生食ユーザーが増えたこともあり、冷凍状態のパテが商品化されていますがお薦めできません。上記のような理由からです。お手軽であるのも事実なので、野菜が混じっていないタイプのものを購入し、野菜・果物はご自身で与えるように工夫されると便利と思います。


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ドライフードを与える時に・・・

ドライフードを与える時に気を付けたいことがいくつかあります。

①フードをふやかすこと
②一番初めの一口は 生きている素材にすること


~フードをふやかす~

ドライフードの水分量は10%以下です。水分含有量が多いと腐ったり、品質が変化しやすいためです。
ですが、乾いた食事は哺乳類の消化器に合っていません。ドライフードは水分でふやかしてから与える方が消化器の負担を減らすことが出来ます。

本来の肉食動物の食事は、捕食動物の血液や組織液で水分含有が80%以上です。その肉や骨は 胃の中で胃酸と混ざり合って溶解されます。ドライフードを乾いたままで与えると、胃酸を一気に吸収してしまうため 溶解がスムースでなくなります。これを解決するために、加水分解されたタンパク粉を原材料に用いるフードもあります。この場合は 溶解は問題ないのですが こうしたフードを食べている個体の胃酸は弱くなってしまいます。

空腹時に 犬が黄色っぽい液体を吐いているのを見たことはありませんか?
ほとんどの方はこれを「胃酸」と思われるようですが、これは「膵液」です。胃酸は半透明の白っぽい泡混じりの液体です。
空腹時に膵液を吐くのは、胃酸の酸性が弱いためです。健康な個体の場合、膵液(アルカリ性)が胃内に逆流してこないように 胃酸(酸性)が食い止めています。十二指腸と胃の境目で 液体が拮抗しているのが健康な個体です。膵液が逆流してくると 胃壁は傷つきます。

一般的な原材料のフードの場合は まず 熱湯で洗います。
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フードの表面には 犬の嗜好性を高めるための様々な添加物が付けられています。どんなに良質なフードを作っても パートナーが喜んで食べてくれなければオーナーさんは購入しません。
犬の嗜好の順位は、
1.脂
2.匂い
3.味
です。
脂と合成の匂い成分を塗布することで犬の嗜好性をあげるのです。
しかし、脂は最も酸化しやすい物質です。これらの脂や匂い成分を洗い落すために熱湯ですすぐのです。

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すすぎ終えた後の湯です。

次に、さらに湯でフードをふやかします。この時にハーブティーなどを用いると ビタミン補給とフードをふやかすことの 一石二鳥となります
指で軽くつぶせるくらいまでふやかしたら 食べごろです。
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~最初の一口は生きている素材を~

人間を含め 哺乳類は加熱したものを食べることは自然ではありません。もちろん 現代の食性では普通なのですが、身体本来の仕組みでは 「加熱食は自然ではない」と認識するのです。

ところで、体内に自分の細胞以外のものが入り込んだ時に 脳は「異物」と認識して体外に排斥しようとしますが、「異物」と認識しないたった2つのものが、「食べ物」と「胎児」です。
食べ物も含め ウィルスなども 口から体内に入ったものは、最終的には腸にたどりつきます。腸には免疫に携わるシステムがいくつかあり、このシステムを通過してしまうと肝臓を通ってから 体内を巡ってしまいます。ですから腸は 免疫において重要な働きをしている器官なのです。

食事を食べ始めると、消化器内に最初の一口が入った時に 脳は「異物」か「異物でないか」を考えます。「異物」であれば 免疫システムを発動させて身体を守る必要があります。この時に、最初の一口目が加熱食だと 脳は「異物」と認識してしまうのです。約45秒後には 腸管に体中の白血球が集まると言われています。
指先に針を刺してしまった時に、耐えられない痛みではないけれど 指先が脈打っているような感覚になりませんか?それと同じようなことが腸管内で起きます。1回1回は大したことではないけれど、これが1日2回 オヤツも含めればもっと多い回数で、1年に何百回と繰り返されれば 自分の白血球によって腸管内壁は傷つけられてしまいます。
しかし不思議なことに、生の野菜や果物、肉類などを最初の一口目に食べると、脳は「これから食事が始まるんだな」と認識し、「異物」と認識しないのです。
キュウリの切れはしでも レタスの1枚でも ミニトマトでもいいのです。とにかく 最初の一口を生きている素材にしましょう。
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